※注意
新世界で麦わらの一味がイワンコフにホルモンされました。
サラダでエロ、ホルモンで女体です。ゾロとサンジによる、百合からはじまるサンジ女体エロ、苦手な方は回避願います。
※本誌ネタバレ的な表現も含むかもしれません。
凹凸の摩擦 (凹凹)
とある島の近海を通りかかったときのこと、ルフィとゾロとウソップとフランキーに女ホルモンが打たれ、彼らは女になってしまった。ブルックにもホルモンが投入されたが外見的に変化がなく、その効き目は定かではない。
「うおおおお!?」ルフィが甲高い声をあげた。
細くなった二の腕、キュッとくびれたウエストにたわわな胸、その変化に戸惑いながらも自分のおっぱいをもみもみして、
「うはぁあああ…」
「ふぅおおお…」
「んはぁあああ…」
「なんじゃこら?」
皆は互いに顔を見合わせ、
「アハハハハ、ウソップ、やけに美人だな」ルフィがゲラゲラ笑って、
「サラダを食べて、海賊王になるわ!」
ぎゅっと拳を握りしめ、声高らかに宣言するのを聞いて、仲間達は腹を抱えて笑った。
キャラキャラしくも甲高い女子の笑い声に、何事かとナミやロビンやサンジやチョッパーが甲板に駆けつけ、変わり果てた仲間の姿と、その傍らに立つ巨大な人物を見て驚いた。
「…ゲゲッ、イワじゃねぇか…」サンジが半歩後ずさった。ものすごく嫌そうだ。
「…ば、ば、ばけもの?」ナミとチョッパーが手を取り合って怯え、
「まあ、岩のような大きな顔。あなたがイワさんね」ロビンが微笑んだ。
「……どいつもこいつも失礼なサブルね」
イワンコフがくるりとマントを翻し
「文句はさておき、それではご要望につき、エンポーーリオ……」
すかさず月歩で空に逃げようとするサンジの首根っこを捕まえ、まるで猫の仔のように持ち上げた。
「だあああああ!放せっ!!!確かに女は好きだが女になるのは勘弁だ!!」
暴れ喚くのを無視して、
「相変わらずなんて面倒な男…。あの島の近海を通り抜けるためにこれからヴァナタたちの性別を変える、何故なら賞金首はあそこの鐘の音に捕獲されるから。通り抜ける為には様々な手段があるけどこれもその方法のひとつ、それをわざわざ来て助けてやろうってのに、ゲゲッとか…、あまつさえばけものとか岩とかワッキャラナブル、ほんの数時間だからブツクサ言わずに、エンポリオホルモーーーーーン!ミニマム!!!」
効き目は短時間、そして男は女に、女は男へと変わった。
島にある美しい鐘の音、罪人を呪縛する聖なる鐘が鳴りわたる、ほんの数分前のこと。イワンコフはいつの間にやら美しい女性に変身した。
「で、夜にはちゃんと戻るっていってたのよね?」
「だって話だが、そのカッコでその言葉遣いはねぇだろ。せっかく男前なのによ」
「……しょうがないもん。そう簡単に言葉まで変えられないわ」
「アハハ、オカマみてぇだ」
「…ひどいウソップ、笑うことないじゃない」
「いやいや、かなりオカマだぞ、ウハハ」
喋れば喋るほどオカマだ、どうみてもオカマだと指差して笑うウソップの、
「んもう、オカマオカマうるさいっ!」
顔面でパンチが弾け、見た目は女だから気が咎めるかと思ったけどそうでもない、そういってナミがニヤッと笑った。
「DVだぞナミ」チョッパーが可愛らしい顔と声できゅるんと抗議した。愛くるしさ10割増だ。「ウソップさん、パンツ見せてもらってよろしいですか?」一体何が変わったのか全然わからないブルックの台詞に「アレもありかっ?」ヤンキーな女性となったフランキーが驚く傍らで、ルフィがまたおっぱいを揉んだ。
「ゴムゴムのおっぱい、絶対にすんじゃねぇぞ」
サンジが釘を差す。
「……そんなのしねぇ」といいながら不満を訴えるように、ピンク色の唇を突き出したところをみると、その気がなかったわけではないようだ。むしろ、やってみたかったのだろう。また残念そうに胸を揉む。
ぼこられた顔を鏡で見て「いくら俺が美人だからって……やきもち?あ…、俺かあちゃんに似てる」ウソップが愛しげに顔をなでた。
「ふふふ、女の子なのにね、ひどいわね」ロビンがにこやかに笑う。
「おめぇもカッコいいのよ…」
ウソップの言葉に、
「ひでぇ事するじゃねぇか」
いきなり物騒な顔をして、「…いやァ、ダメだろロビン。…迫力ありすぎ」またダメだしされてニコニコ笑った。
その夜のことである。
見晴台兼汗臭いトレーニングルームにて、サンジはダボダボのスーツを脱ぎ、シャツ一枚になった。そのシャツですら大きく、面倒そうに長すぎる腕をめくって、床に座ってタバコをふかした。
「やっぱ男と女の体じゃ全然違うもんだ。自分の服なのにこんなにでかくなっちまった」
その隣にはゾロが座っている。
「てめぇもブカブカだ」クスクス笑って、
「…でも」すっかり華奢になってしまった肩にそっと両手を置き、
「女の子が男物の服着てるのって……やべぇ…」
青い目でじっと見つめて、
「…ダメだ、ダメだ我慢できねぇ!!んもーーーーうマリモのくせに可愛い可愛いクソ可愛いっ!!」
叫ぶなり、細い腕をゾロの首に絡め、ぎゅっと抱きついた。
「しかもてめぇの胸、何気にでけぇんだけど…」
生地の上でまるっと膨らんだものを凝視して、
「……なァ、触っていいか?いいよな?」
返事を待つよりも早くその塊を両手に包みこんで、
「…っ、なんつうか、柔らかいのに弾力があって…つきたての餅のような…」
鼻息も荒く、
「あのさ、パフパフしてもいいか?な?な?パフパフパフパフって…」
ゾロの胸の谷間に顔を埋めた。
嬉しそうにすりすりすりすりと頬を胸に擦り付け、そして電光石火でシャツを剥ぎ取ると、ぷるんと飛び出た生のおっぱいを見て「ふぉおおおおお!」感動の叫び声をあげた。
鼻血が噴き出そうな勢いでしゃぶりつく。
もぎゅもぎゅ揉んで、ちゅっちゅとキスをして、ぽちっと小さく膨らんだ乳首を口に含み、舌で転がしては吸って舐めてまた吸う。
「…ん、でっけぇ」
頬をピンク色に染めて、胸の谷間にすっぽりと顔を埋め、すっかり細くなったウエストに腕を廻して、
「…おっぱい…ん…んっ」
幸せそうな顔でうっとりと目を閉じた。
ふと、サンジはその胸から離れ、ゾロに訊いてみた。
「……つかぬことを訊くが、あまり感じねぇのか?」
「いや、感じないというか、くすぐってぇ」少し間があいて「…ような気がする」ゾロの返事に「……別に俺が気持ちいいからかまわねぇんだけどさ。てめぇを気持ちよくさせようとか思ってるわけじゃねぇし…、だがちっとばかり鈍すぎだろ…」サンジが肩を落とした。
そんな彼のシャツは、前がはだけている。
ゾロがすっと手を伸ばすと、慌てて胸を押さえ、シャツで隠して触られるのを拒否した。
「…俺のは駄目だ。今日は駄目だって最初にいったはずだ…」
「はァ?アホか、言ってもいねぇこと堂々と抜かしてんじゃねぇ」
今度は俺の番だと主張すれば嫌がって逃げ、そしてゾロが自分のおっぱいを両手でぷるんと差し出すと、乳に吸い寄せられるように戻ってくる。
くんずほぐれつ女同士で揉み合い、頑なに嫌がるのを無理やり捻じ伏せ、強引にシャツを開き、
「…………」
「…………」
そして二人が黙り込んだ。
シャツの胸元は大きくはだけ、サンジは俯いたままずっと顔をそむけている。
「……なんていうんだったか?」
まじまじと見ながら、ゾロが僅かに首を傾けた。
「……貧乳?」
ほんのりと少しだけ膨らんだ、まるで少女のような白い胸に、見事なほどピンク色した小さな乳首がふたつ。
女性にしてはかなり慎ましく、さすがにこれでは見られるのを嫌がる気持ちもわからないでもないとゾロは心でひとり頷いた。ウソップやフランキー、ルフィでさえ普通にある。
サンジがギリッと奥歯を噛み締め、
「……くっ…。自分が俺よりちょっとばかりでかいと思って…、だがな、そんなおっぱいじゃナミさんやロビンちゃんの足元にもおよばねぇ!それに俺の胸にはまだ未来が」
怒鳴ろうとするのをふふんと鼻で嗤い、
「未来なんかあってたまるかボケ。それにナミやロビンも今は野郎でぺったんこ、てめぇのここと同じだ」
ゾロはピンク色したものを指先でピンと弾いた。
いくら貧乳で、いくら小さいとはいってもやはり女性らしく、乳首も乳暈も男だった時より幾分大きい。
ピンク色したものをそっと指で摘めば体がビクンと震え、口に含んで舌で転がしているとふいに硬くなった。敏感だ。
「…ちょ、ちょっと待て………だからそこは」
嫌がって逃げようとするのを押さえ、
「俺のを揉んでもいいぞ」
ほら、とゾロがまた自分のものを差し出した。
掌から溢れそうなほど大きなゾロの乳房、それを片手で揉みながら、サンジは乳房とは名ばかりの膨らみを揉まれ、吸われ弄られて、「…ん、…ぁ」切ない声で嫌がり、眉毛がへにゃりと垂れ下がった。乱暴な男言葉さえなければどう見ても百合、女の子同士がいちゃついているようにしか見えない。
「…うっ」
また軽く噛むとビクッと震えた。
恥ずかしそうにそむけたその頬は赤く、胸から腹はまるで陶器のように真っ白だ。鮮やかな薔薇色になった乳首は唾液に濡れ、ぷくっと膨れてピンと尖っている。
ゾロは変な気分になった。思わず首を傾げたくなるような、なんともいえない気分だ。
「…もう、そこ…ナシ…な。チクショー…、負けてねぇか…?てめぇはこんなに鈍いのに俺なんかうっかり勃っちま…」
サンジが自分の股間に手を置き、
「…そういや、ねぇんだっけ」
思い出したようにその手をすっと奥まで持っていくと、「あっ」驚いたように短い声をあげた。
「どうした?」
「すげぇぞ、濡れてる。マジで女の体だ」感心したようにサンジがへへへと笑う。
「濡れた?どれ、見せてみろ」
ゾロの眉がピクッと上がった。
「ほら」
躊躇いなくパカッと大きく広げられた股間を見て、「ちょっ…、このど阿呆があああああっ!てめぇにゃ女としての恥じらいってもんがねぇのかっ!いわれたからって、ほいほいと簡単に股なんか開くんじゃねぇっ!丸見えだぞっ!」ゾロが怒鳴った。
「………相変わらずわけがわからん。つっ込み入れるのもめんどい。で、見ねぇのか?まあ、てめぇも同じだし見るまでもねぇか」
そういって閉じられていく股を強引に広げ、
「見るに決まってんだろボケ。勝手に閉じんな」
身を乗り出して覗き込んだ。
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2012/03.30